【2020年の活動報告】スポーツダーツプロジェクトはこんなことをしました

 ※本記事のサムネイルおよびトップ画像は、2020年1月に撮影されたものです。

 2021年になりました。こんにちは、へんしゅうちょうです。新しい年になったということで、本年もスポーツダーツプロジェクトはさまざまな活動にまい進していきたいと思っています。よろしくお願いします!

 今年の活動の話をする前に、まだまだ「スポーツダーツプロジェクト」についてわからない点が多い方もいらっしゃると思うので、当プロジェクトがダーツをどんなふうに広めていきたいのか。将来どんなことを考えているのか。そのために2020年は何をやってきたのか。

 そのあたりを改めてお話させていただきたいなと思います!

ダーツは誰もが手軽に始められるスポーツ、と大声で言っていきたい

 ダーツって、実はとてもハードルが低いスポーツです。

 突然なにを言い出すんだという方もいらっしゃると思いますが、学生の頃を思い出してみてください。体育の授業苦手だったな~という方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

 走るのが苦手だったり、ピンポイントに球技が苦手だったり、年齢や体格差や体力によって成果に大きく差が出たり。これまで、日本人にとってスポーツとは「体育」そのものでした。だから、体育の授業に苦手意識があった人は、自分には運動神経がない…と落ち込んでいた人も多かったのではないかと思います。

 ですが、時代の流れとともにスポーツの認識は変わってきています。一番の代表例を挙げると、ダンスが体育授業の必修科目になったことが挙げられます。体育の科目そのものに新しい風が入ってきたわけです。また、最近ではeスポーツを「スポーツ」と定義する人も出てきています。

 当プロジェクトは、ダーツを「誰もが手軽に始められる」スポーツだと認識しています。ダーツの魅力はさまざまありますが、そのひとつは動作がとにかく簡潔なこと。矢を的に向かって投げるだけで、誰でもダーツを始めることができます。そこに男女差や体格差、年齢差はさほど影響がなく、さらに障がい者の方がダーツの大会に参戦している実例もあります。スポーツを始める人がぶつかるハードルが比較的少ないのがダーツなのだと当プロジェクトは考えています。

 もう一つ、ダーツの良いところは誰もが同じルールで一緒にプレイできること。必要な動作は矢を的に投げることだけなので、ハンデ(※)をつけることもなく誰もが同じ土俵でプレイできるのがダーツなのです。老若男女・障がいのあるなしの垣根はありません。

 いろいろなハードルを突破し、誰もが手軽に、かつ一緒に楽しむことができる。それがダーツというスポーツなのだと声を大にして言っていきたいのです。

 ※ここでは、競技者間の実力差が大きい場合にその差を事前に調整することを指します。

メジャーなスポーツになるために

 前述のとおり、ダーツは大変手軽なスポーツ…なのですが

 いかんせん、スポーツとしての認知度が低い!
 そして、どこで始められるのかもなかなかわからない!

 ダーツ自体は大変手軽なのですが、この「知られていない」ということが当プロジェクトの第一の課題でした。ダーツに興味をもってもらうためには、まずダーツを知ってもらわなくてはいけません。

 新たにダーツを始めてくれる方を受動的に待ってるだけでは、なかなかダーツを知ってもらう機会は増えません。だからこそ、自分たちから足を運び、ダーツを普及していく活動を始めました。特に、普段なかなかダーツに触れる機会のない年齢層の方々に、自分たちから会いに行きました。

 それは、お子さん方と高齢者の方。前述のとおり、ダーツは誰でも手軽に始められるスポーツなのだから、ぜひ広い年齢層の方に触れていただきたい。触れる機会がないのなら、ダーツボードとダーツを持って、こちらから会いに行けばいい!

 そんな気持ちで、スポーツダーツプロジェクトはさまざまな施設やイベントでダーツの普及活動を行わせてもらいました。2020年にどんなことをしたのか、振り返ってみたいと思います。

2020年こんな活動をしました

野庭すずかけ小学校でダーツ講座(2020年1月実施)

※写真は2020年1月に撮影されたものです。

 横浜市立野庭すずかけ小学校にて、児童の皆さんにダーツ講座を実施しました。学年はさまざま。初めて触れるダーツに大興奮! この取り組みは横浜市を拠点に小学生の放課後支援を行っているNPO法人Woodcraft(ウッドクラフト)さんとの共同の取り組み。他団体と協力し、ネットワークを広めるきっかけにもなりました。

立野小学校でダーツ講座(2020年2月実施)

※写真は2020年2月12日に撮影されたものです。

 翌月は同じく横浜市の立野小学校にて、ダーツ講座を実施しました。こちらもNPO法人Woodcraft(ウッドクラフト)さんとの共同の取り組みです。この日は参加者多数だったため、低学年(1~3年生)と高学年(4~6年生)にわかれて講座に参加してもらいました。最初は緊張していた子も、チーム対抗でカウントアップを行う頃にはすっかり慣れた様子に。元気な声が飛び交う一日になりました。

スポーツダーツプロジェクト 公式ウェブサイト公開(2020年8月)

 2020年3月から新型コロナウイルスの流行が顕著になり、4月には緊急事態宣言が発令されました。この期間外部での活動はなかなかできない状態でしたが、情報を発信する体制を整えることに全力投球し8月に当プロジェクトの公式ウェブサイトが公開されました。

 また、サイト発足をきっかけにすでにダーツ普及やダーツをさまざまな分野に活用している方を紹介する「私のスポーツダーツプロジェクト」や、ダーツ普及をこれから始めたい方を支援する「ダーツライブゼロボード 111台配布企画」も開始。すでに活動を始めて頑張っている方を見える化や、ダーツ普及の種まきができる場所をつくりました。

J3アスルクラロ沼津のホームスタジアムでダーツブースを展開(2020年9月~10月)

 消毒の徹底やマスク着用、三密の回避など、新型コロナウイルスの感染対策方法がわかり、いよいよ外部での活動を再開できることに。静岡県沼津市のJ3チーム「アスルクラロ沼津」のホームスタジアムにて、ダーツブースを展開しました。貸出ダーツは徹底消毒、密を避けるため列の目安も用意して万全の体制でブース運営を行いました。老若男女、幅広い層のサポーターさんたちがブースに訪れ、ダーツを楽しんでくれました。

学生さんとのネットワークづくり(2020年9月~)

東京大学ダーツサークルBurstさんとの意見交換会

 9月からは、東京大学ダーツサークルBurstさんと意見交換会を実施。学生さんからの意見の吸い上げや、企画の相談は定期的に行っています。ダーツは学生時代に始める方が非常に多いのですが、年々ダーツサークルが減っている状況やコロナ禍でどう活動していくかなど、熱い意見をたくさんいただきました。

試作版「さんすうダーツ」を実際に使ってみてもらった(2020年9月)

お父さんと一緒に、計算しながらダーツ!

 東京都町田市の町田ダーツクラブさんには、普段からお子さんも参加されています。この日は、親子参加のみなさんに試作版の「さんすうダーツ」を使ってもらいました。ダーツのボードを見ながら、算数の勉強をしつつ、ダーツも投げる。頭も体も一生懸命つかって全力で楽しむお子さんの姿が印象的でした。

高齢者スポーツ体験会にダーツも参戦(2020年10月)

参加者は70~80代の皆さん。ダーツを始めるのに年齢は関係ないのです。

 「走るの禁止」という斬新なルールのもと行われたのがこのスポーツ体験会。静岡県沼津市での取り組みです。初めてダーツに触れる方も多い中、和気あいあいと会話も弾みます。そして60歳以上の募集告知だったのですが、実際に参加された方は70~80歳の方でした。ダーツに年齢は関係はりません、誰でもいつでも始められるのです。

体育授業の選択科目にダーツを参入(2019年~)

体育授業の最終回。この日は体育館ではなく教室での実施となりました。

 東京都港区にある東京工業大学附属科学技術高等学校さんでは、2019年度より体育授業の選択スポーツのひとつにダーツを入れて頂いています。体育の授業という今までにない入り口からダーツに触れる高校生たち。2020年も継続してこの取り組みは行われました。コロナ禍の影響で授業数は少なくなってしまいましたが、この体育授業をきっかけにダーツにハマってしまったという生徒さんもいました。

全年齢対象のオープン大会実施を夢見て

 以上、2020年のスポーツダーツプロジェクトが行ってきた活動紹介でした。当プロジェクトのやりたいことや実現したい未来について、知っていただくきっかけになれば嬉しいです。

 ダーツはまだまだ、世間的に認知度が低く「まずは知ってもらうことが大切」という段階にいます。これからも活動報告はこまめに行っていきますが、スポーツダーツプロジェクトの活動を見守ってくだされば大変嬉しいです。

 ダーツを知っている人が増え、ダーツそのものの認知が広まれば、子どもから高齢者までダーツプレイヤーが大勢いる未来があると信じています。今はその未来を創っていくためのはじめの一歩の活動をしています。当プロジェクトの目標のひとつは、全年齢を対象としたオープン大会を実施すること。将来的に本当にプレイヤーの年齢層が大きく広がれば、これはただの夢ではなくなります。もちろん、大会参加者全員が同じルールのもと一緒にダーツをプレイします。年齢、性別、障がいのあるなし、何の区切りもハードルもない「みんな同じルールで」真剣勝負できる大会が開催できたら最高だなと思っています。

 その未来を目指して、当プロジェクトは活動を続けていきます。本年もなにとぞ、よろしくお願いします!

この記事を書いた人

へんしゅうちょう

へんしゅうちょう

編集長に任命され、ありがたく拝命したところ、名刺をよく見たら役職名が「いぶりがっこ編集長」でした。出身地はお察しください。米がうめぇ。