熊本県菊池市出身、ダーツの前では闘志をむき出しにする吉川悠斗(よしかわ ゆうと)選手。ダーツを始めて約1年、2025 SOFT DARTS U-22 TOURNAMENTで史上最年少優勝を果たし、現在はソフトダーツプロツアーJAPANに参戦中です。ダーツとの出会いから仲間のことまで語ってもらいました。
―普段はどんな性格ですか?
「普段はおだやかだと思います。でも、ダーツを投げている時は全然違っていて。緊張しいなんですけど、闘志がむき出しになるタイプなので、自分でも『怖いな』と感じることがあります。」
―ダーツを始めたきっかけを教えてください。
「高校の時にバレー部で寮生活をしていたんですけど、時間がけっこうあって。そんな時にYouTubeを見ていたら、プロツアーJAPANの試合がおすすめで流れてきて。それを見て『かっこいいな、やってみようかな』と思ったのが始まりです。最初は気分転換やストレス発散のつもりで始めました。」
―最近ハマっていることはありますか?
「TikTok LIVEです。自分のことや、プロスペクトプレイヤーのメンバーのことを発信しています。ダーツをもっと広めたいという気持ちから始めました。」
プロスペクトプレイヤーとしての今

―プロスペクトプレイヤーに選ばれたと聞いた時は、どんな気持ちでしたか?
「『えっ?』って。信じられなかったです。『本当に俺でいいの?』という気持ちでした。」
―選ばれてから、何か変化はありましたか?
「プレッシャーは増えましたね。その分『頑張らないと』という気持ちになります。声をかけてもらうことも増えて、いろいろな人との交流が生まれました。『一人じゃない』と感じられるようになったし、お互いに高め合える存在ができたのも大きいです。」
―ご家族の反応はいかがでしたか?
「親からは『頑張れ!』『お前は凄い!』と応援してもらっています。」
「自分一人の責任」が生む、ダーツの魅力


―吉川選手が感じる、ダーツの魅力を教えてください。
「まず、音が気持ちいいんですよ。あと、試合がLIVE配信に映るとかっこいい! 僕、目立ちたがり屋なので(笑)。バレーはチーム競技だったので個人競技もやってみたかったんです。ダーツは自分一人の責任で決まる。一投も外せない緊張感があるところがダーツならではの魅力だと思います。」
―ダーツをもっと広めるには、どんなことが必要だと思いますか?
「ダーツライブカーを使って、プレイヤーを呼んで出張イベントをするのがいいと思います。あとは大会をもっと増やしたいですね。」
―ダーツを始めることで身に付く力はありますか?
「人との接し方を含めたコミュニケーション力と、メンタルの強さです。」
―年齢や運動経験に関係なく、誰でもできるスポーツだと思いますか?
「僕は運動神経が良い方ではないんです。でも昔から『狙う系』の遊びが好きで…。だから、運動神経に自信がない人でも、ダーツならできると思います。」
―これからダーツを始める子どもたちに、伝えたいことはありますか?
「まずは楽しんでほしいし、喜びを知ってほしいです。大会に出ること自体が経験になるし、練習にもなります。トライすることが大事だと思います。」
プロスペクトプレイヤーの仲間と、これから


―2025 SOFT DARTS U-22 TOURNAMENTでの優勝から約1年。今、意識していることはありますか?
「優勝したことは引きずらないようにしています。過去におごらない、ということはいつも意識していますね。」
―日々の練習はどんなことに取り組んでいますか?
「練習は1日絶対3時間。目標を達成するまでやります。意識を高めていると、自然と練習量も増えていくんです。」
―プロスペクトプレイヤーの仲間たちについて、それぞれの印象を教えてください。
「零維くん(中島)は一番仲がいいです。話を聞いてくれるし、おだやかで気配りができる。口は悪いんですけど(笑)。僕が怪我した時はすぐ心配してくれて、復帰を伝えたら泣いてくれました。」
「泰虎(安食)はマイペースで、みんなのバランサーです。でも試合になるとアツくなって、感情を出すこともありますね。」
「心瑳ちゃん(望月)は裏表がなくて、思ったことをちゃんと言える子です。ダーツと恋愛の話をよくします。『がきんちょやな』と思うこともあるけど(笑)、いい子で人当たりがいいです。」
おわりに
おだやかな素顔と、試合で見せる闘志むき出しの姿。「ダーツは自分一人の責任で決まる」と語る言葉からは、一投にかける覚悟が伝わってきました。
U-22での史上最年少優勝にもおごることなく、プロとして10代でJAPANの舞台で戦いながら、毎日3時間の練習を積み重ねる吉川悠斗選手。仲間と高め合いながら挑戦を続ける、これからの活躍に注目です。






