トークコーナー“ダーツの未来を考えよう” 出演者全員の回答を紹介します【ダーツの日】

 「ダーツの日」制定記念のスペシャルライブを視聴してくれた皆さま、ありがとうございました。ドリームマッチはどれも面白い試合ばかりでしたね! そして試合の間にあったスペシャルコーナーのトップバッターを、スポーツダーツプロジェクトで担当させていただきました。

 ということで今回は、大好評だったスポーツダーツプロジェクトのコーナー“ダーツの未来を考えよう”で、残念ながら時間の関係でお伝えしきれなかった部分を中心に、活動レポートをお伝えしていければと思います。

 今回は30分のコーナーで、3つの質問について4人の出演者がトークをする番組構成だったわけですが、1つの質問に対して朝まで喋れそうなほど良いお題でしたね(笑)。番組内では1つの質問に対し1人の回答者に絞ってトークをしましたが、もちろん全員へ事前に回答を頂いていたので、ここでは全回答を紹介したいとおもいます!

Q1. プロ選手の試合中の飲酒。今後はどうあるべき?

 スポーツダーツプロジェクトの公式Twitterでの事前告知から、やはりこの質問に関心が集まりましたね。とくに既存のプロ団体とかの話ではなく国内外含めもっと広い意味で、お酒が良い悪いではなく、今後のダーツ市場発展を考えた時にどうあるべきなのかという内容。

 そして一番気になるのは、プロとして国内外で大活躍をしている鈴木未来選手の回答ということで、番組内でピックアップさせていただきました。鈴木選手としては「海外の多くの大会がそうであるように試合中は水、もしくは何もないで良いのではと思います」とのこと。

 ただ基本的には4名とも近しく、習慣的に飲酒している人が(特に若年層で)減っていることも踏まえると、飲まない層との棲み分けが今後の発展のカギとなるのは間違いないという見解で、一般の人から見える場所(会場入りから会場出るまで)では憧れの存在であって欲しいという意見も共通していました。

ダーツライブに新機能を追加できるとしたら?

 アップル社が1987年に発表した「ナレッジナビゲーター(Knowledge Navigator)」というアイデアについてのコンセプトビデオをご存じでしょうか? 今から33年前の映像なんですが、そこには「iPad」のようなもので「Siri」と会話をしている未来が描かれています。そうやって目標となる未来を示し、そこを起点にいま何をすべきかを考える発想法はとても有効です。

 ということで、番組内では一番未来をイメージしていた鈴木勇気さんの回答を中心に盛り上がりました。プロジェクションマッピングでダーツの的のカタチがレベルに合わせてフレキシブルに変形したり、AIで過去の投げ方などと比較しながら分析などができると、もっとダーツを楽しむ人が広がるかなという意見でした。

私の考える近未来の新ダーツスポット

 この質問に対しては、正統派の回答として田崎さん、エンタメ系の回答として長嶋の意見を、番組内でピックアップしていただきました。

 放課後に子どもたちを預かってくれる施設が学校内にもあるので、そこで遊んでいる子どもたちにダーツの楽しさを広めることができる。また、病院は長く入院している子もいるので、狭いスペースでカラダを動かすことができるダーツは効果的という、田崎さんの回答でした。

 そして、長嶋は「コメダ珈琲店」という回答。コメダ珈琲店は、平日午前にいけばシニアの方、午後にいけば主婦の方、夕方にいけば学生がいて、休日にいけばファミリーがいる。そんな奇跡のような場所に、みんなはコミュニケーションを楽しみに来ているので、コミュニケーションがとりやすいスポーツのダーツは相性が良いはず。ということで、ぜひコラボしたいという意見でした。

今後もみんなと意見交換できる環境を

 今回4名の出演者と話をさせていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。このように全国にいるスポーツダーツを応援してくれ、そしてジブンゴトとして活動してくれる人達と、意見交換できるような場をつくっていきたいと思っています。

 そして現在実施中の「私のスポーツダーツプロジェクト」企画や、今回の「ダーツライブ111台サポート」の取り組みは、その新たなコミュニティー形成のための施策となっています。

 スポーツダーツプロジェクトが正式にスタートして3カ月が経過しました。うれしいことに、そのタイミングから活動をはじめた方々の声も多く届いています。いま自分にできることを考え、みんなでダーツの明るい未来を創っていきましょう!

 最後に番組内で紹介した小学校のダーツクラブの取り組みを、スポーツダーツプロジェクトの「ナレッジナビゲーター」として、今一度、紹介させていただきます。

【活動レポート】横浜市立森の台小学校にダーツクラブが誕生しました

この記事を書いた人

長嶋監督

どうやってより多くの人にダーツを楽しんでもらえるか、オンもオフも、趣味として考えています。