参加館数は昨年の2倍以上!進化した『スポーツダーツダーツプロジェクト児童館対抗オンラインダーツリーグ2025夏』

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昨年実施した、江戸川区の小中高生が参加する『共育プラザ館対抗リーグ』。
「館を超えてダーツをやりたい!」という子どもたちの声から始まったこの取り組みですが、今年は様々な進化を遂げて、より多くの子どもたちがダーツを通じて交流しました。
今回はその様子をご紹介します!

参加館数は10館に!マスターリーグの新設

昨年の『共育プラザ館対抗リーグ』は共育プラザ一之江、葛西、南篠崎、平井の4館にて行われましたが、今年は共育プラザ南小岩、汐入ふれあい館、東大井児童センター、平塚児童センター、南砂児童館、八広はなみずき児童館が加わり、計10館で開催。共育プラザだけでなく、他の児童館も含めた『スポーツダーツダーツプロジェクト児童館対抗オンラインダーツリーグ』として規模を拡大しました。

また、今年からは経験豊富な子どもたちが集う『マスターリーグ』が誕生。通常のリーグは初参加の子どもたちも楽しみながら競技に参加できる一方、マスターリーグではハイレベルな試合が繰り広げられました。

2つのリーグの違いは試合のフォーマットにあります。

レベル別に進化した試合形式

通常リーグ(10館参加)

1.ダブルス 501(Open-in/Open-out) 
2. ダブルス STANDARD CRICKET 
3. ダブルス HALF IT
4. トリオス 701(Open-in/Open-out)
5. シングルス STANDARD CRICKET

マスターリーグ(6館参加)

1.ダブルス Freeze 501(Double-in/Double-out)
2. シングルス STANDARD CRICKET
3. ダブルス 701(Open-in/Master-out)
4. ダブルス HALF IT
5. シングルス 501(Double-in/Double-out)

ゲームルール

・Open-in/Open-out:どのエリアでもゲームを開始・フィニッシュすることができる
・Double-in/Double-out:ダブル、インナーブルに入れなければゲームを開始・フィニッシュできない
・Master-out:フィニッシュ時にシングルを使用できない(ダブル、トリプル、またはブルでフィニッシュする必要がある)
・Freeze:ペアのプレイヤーの残り点数が、相手チームの残り点数の合計より多いと上がれないルール

マスターリーグでは開始、フィニッシュ時の条件があったり、『Freeze』という特殊なルールがあったりと高い技術を要するゲームが多くなっています。

また、今年からは『HALF IT』が新たに追加されました。持ち点40からスタートし、ラウンドごとに指定されたナンバーにヒットすれば加点。3本とも外すと持ち点が半分になってしまうという、緊張感がより高まるゲームです。
これを追加したいと伝えてくれたのは、昨年に引き続きリーグを提案してくれた塚本脩くん。今回も直接お話を聞いてきました!

ー去年からチーム数、リーグも増えて開催されての感想を聞かせてください!

「共育プラザだけでなく他の児童館とも試合ができてとてもよかったです!通常のリーグはオートハンデで行われるようになったので、クリケットではハンデがついているエリアから狙ったり、ダブルスではペアが得意なエリアを残しておいたり、作戦を立てながら試合をしました!」

昨年のリーグはノーハンデで開催されていたところ、今年は通常リーグをオートハンデ、マスターリーグをノーハンデとルールを変更しました。その違いを柔軟に捉えて試合に臨んでいたようです。

ー『HALF IT』を新しくフォーマットに入れた理由を教えてください!

「01やクリケットだけではなくリーグではあまりない、かつ緊張感があるようなゲームを入れたかったんです。そう考えていた時に自分がハマっていた『HALF IT』は2本外した後の3本目の緊張感をすごく感じていたので、ぜひ取り入れたいと思って提案しました!」

実際リーグに参加した子どもたちに話を聞くと、「新鮮だった!」「戦い方は01やクリケットと違うけど自分との闘いって感じがした!」などいい意見をたくさん聞くことができました。

チームメンバーとしてリーグに参加してくれる人は増えた?

「初めて試合に出る子はリーグの中で一番多かった自信があります!できるだけ多くのメンバーを試合に出したいと思いメンバーも考えました。その中で競技大会に出ようと言ってくれる子もいてダーツの輪が広がっているし、投げる中でみんなのレベルも少しずつ上がってきていると思います!」

ー「来年以降も児童館館対抗リーグ、開催したい?」

「もちろんです!もっとチーム数が増えたらより楽しいだろうし、実際に会ってダーツを投げる機会もあったら嬉しい!」

すでに来年の展望まで伝えてくれた塚本くん。ありがとうございました!

全50試合!試合の様子をお届け

今回行われた50試合。たくさんの選手が様々な気持ちを抱えながら挑んでくれた試合の様子を皆さんにお届けします!

あっという間に終わってしまったリーグ戦。白熱した試合の結果は…  

沢山の選手が参加してくれた『スポーツダーツダーツプロジェクト児童館対抗オンラインダーツリーグ2025夏』。
リーグ全体の最終結果はこちら!

2つのリーグで共に1位に輝いたのは、『共育プラザ一之江』。昨年に続き2連覇、2冠の達成です!
通常リーグでは他を寄せ付けない圧倒的な成績で優勝!マスターリーグでは勝ち試合数は八広よりも1試合少ないものの、ポイントを着実に積み重ね見事連覇を果たしました。

「またやりたい!」「もっと試合がしたい!」 ダーツでつながる子どもたちの声

児童館に通う子どもたちの発案から始まったこの企画も今年で2年目を迎えました。
塚本くんだけではなく、「こんなことがしてみたい!」と声をあげてくれる選手もおり、ダーツが皆さんにとってますます身近なものになってきている証拠だと思います。スポーツダーツプロジェクトとしても、1人のダーツプレイヤーとしてもとても嬉しいです。

「またやりたい!」「こんなにレーティング上がったんだよ!」と笑顔で話してくれたリーグ初参加の子どもたち。館の職員さんからは「みんなのやる気がすごいです!」と、職員さんも含めた皆さんのやる気も伝わり、ダーツをきっかけに人と人との繋がりも強くなっていると改めて感じました。

今後もスポーツダーツプロジェクトとしてダーツを楽しんで投げることができる環境を整え、子どもたちの思いを全力でサポートしていきます!

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