スポーツダーツプロジェクトでは、9/20(土)に、東京ビッグサイトで開催される『スポーツダーツ競技大会2025』にむけて技術向上と交流を目的とした交流会を開催しました。
7/27(日)、U-12とU-18の二部構成で行われたダーツ交流会。30人を超える参加者の方が「ダーツが上手くなりたい!」、「競技大会に出るペアを探したい!」と一堂に集まってくれました。
同日にU-18大会を開催していた「Darts Cafe Asgard」とのリモートでの対抗戦なども交えながら、試合では真剣に、交流では笑顔に包まれた1日。アンダー世代のつながりがどんどん広がっていることを感じるイベントになりました。
今回はその様子をお届けします!
午前はU-12の部! はじける笑顔と全力プレー

午前は、U-12の部に多くの小学生が参加してくれました。最初は保護者の方と緊張しながら集まってくれた子どもたちでしたが、スタッフから「ダーツ好きなの?」と声をかけられると、「大好き!ボードが家にあるんだよ!」と教えてくれたり、マイダーツを見せてくれたりと、徐々に笑顔を見せてくれるようになりました。


会場全体で挨拶をした後は全員でカウントアップを行いウォーミングアップ。
ここでも上手なプレーが何度も飛び出ていて、ブルの音が飛び交っていました。最初は的に届かなかった子も、投げるたびに距離が伸び、ついにはブルに入れることができるまでに成長。その姿に、小学生ならではの吸収の速さを改めて感じさせられました。

その後はペアを決めて、ダブルス形式の301対決へ。初めて会ったペアとも自然に仲良くなっていて、勝利すると自然とハイタッチが生まれるなど、ダーツを通じてつながっていく様子がとても印象的でした。
試合は、ラウンドオーバー(規定ラウンド以内にあがれないこと)はほとんどなく、最後まで勝敗がわからない見ごたえ十分な試合がたくさんありました。
負けてしまった参加者の中には、試合直後に「すぐ次やりたい!」「絶対勝てたのに!」と悔しさを口にする姿も。
真剣に取り組む時間と、試合後に笑顔で交わされるハイタッチの光景が交互に広がり、会場は終始温かい雰囲気に包まれていました。


午後はU-18の部! 熱い戦いと広がる繋がり

午後はU-18による交流会が行われました。
普段からダーツを投げる参加者が多く、技術レベルの高さはもちろん、試合中の集中力や戦略的なやりとりも見られ、スポーツ競技としてのダーツを見ることができました。


まずはオンライン交流試合の代表者選考を兼ねたカウントアップを2ゲームプレイ。最高点は800点とレベルの高い戦いになり、この後の試合を期待させてくれる時間になりました。


カウントアップを終えた後はみんなでペアを組んでもらい、ダブルス形式の試合を実施。
即席のペアでありながら、投げる順番を相談しあう姿や、試合開始後のグータッチ・ハイタッチが自然に交わされ、交流の輪が広がっていきました。しかし試合が始まると会場の空気は引き締まり、真剣勝負に思わず見守る側も息をのむ場面がありました。


続いて行われたのは、今回初めての取り組みとなる関西エリアとのオンライン対抗戦。同日にU-18大会を開催していた「Darts Cafe Asgard」と会場を中継で繋ぎ、画面越しにエールを送りあってから試合を行いました。
代表に選ばれたのは先ほどのカウントアップの上位9名。1位の選手がシングルス、他の8名はダブルスの計5試合を501で対戦しました。
試合が進むごとに双方の応援にも熱が入り、試合に出ることができなかった選手もみんなで仲間を見守り、スタッフも声援で後押し。点差のわずかな攻防に会場全体が引き込まれていました。
結果は3-2でスポーツダーツ交流会チームの勝利!
相手のプレーにも自然と声が上がり、会場を超えた一体感に包まれる時間となりました。


対抗戦の後は自由に交流をしてもらいました。
緊張感のある勝負を終えた後だからこそ生まれる和やかな雰囲気の中で、「どこで練習してるの?」「また一緒に投げよう!」など自然と会話が生まれ、交流がさらに深まっていきました。実際に交流会の後にダーツを投げに行ったグループもあり、その場で芽生えた交流が今後も続いていくといいなと思いました。
大会に向けた確かな成長と交流
今回の交流会ではダーツの技術を磨くことはもちろん、仲間との絆を深め、地域を超えてつながる新しい一歩となりました。
「ダーツを投げる友達を増やしたい」、「もっとダーツが上手くなりたい」そんな方にとって交流できる場をより増やし、アンダー世代がより楽しくスキルアップできる環境を今後も整えていきます。
次は9月に行われる『スポーツダーツ競技大会2025』本番。
今日の経験を糧にみなさんが自信を持って挑戦してくれることを心から楽しみにしています。