『七ヶ浜2021ダーツフェスタ ~ダーツの町、はじめました。~』イベントレポート

今回は、七ヶ浜町役場より、ダーツイベントの活動レポートが届きましたので紹介させていただきます。


 七ヶ浜町では令和3年度より、ダーツを活用して町民の健康寿命の延伸、スポーツ振興、世代間交流や地域コミュニティの活性化を目指す「七ヶ浜アロープログラム事業(通称「あろぷろ」)」をスタートしました。今回は、11月23日に七ヶ浜国際村にてキックオフイベントとして開催した「七ヶ浜2021ダーツフェスタ~ダーツの町、はじめました。~」の様子をお伝えしたいと思います。

イベント当日は、ダーツ大会をはじめ、ダーツマシンやワークショップなどの各種体験コーナーやダーツグッズ、フード販売コーナーなど盛りだくさんの内容で、208名もの方に来場いただきました。

 ダーツ大会は3人1組のトリオスで行い、22チーム・計66名の方が参加しました。参加者の年齢はなんと最年少5歳、最高齢80歳!まさに、「世代を超えた戦い」が、そこにはありました。

 大会は予選の部・決勝の部に分け、いずれもカウントアップを採用し各選手3投×3ラウンドを行いました。ダーツ初心者の参加者が多く、予選だけは最も点数の高いラウンドのスコアで競うという運要素を加えたルール設定としました。

 大会前には、寺澤町長による挨拶、七ヶ浜町と包括連携協定を締結しているセガサミーホールディングス株式会社のグループ企業である(株)ダーツライブ様による講演、そして再び寺澤町長による始投式(ビッグブルモードで2本命中!こっそり練習されたのでしょうか?)が行われました。

 プロの大会を思わせる本格的なステージセットの中、各チームが一斉に投げ始め予選がスタート。決勝トーナメントへ進むことができるのはわずか4チーム。全ラウンドを終え、ドキドキの結果発表。そして、決勝進出を決めた1位チームと4位チーム間の点差は、わずか7点!白熱の決勝トーナメントを期待させてくれます。

 決勝進出の4チームの中には小学生オンリーのチーム「あっくんファミリー」の姿が。しかし彼らは予選2位通過の強者。他の3チームも遠慮している場合ではありません。

 一方がブルを決めれば、もう一方もブルで反撃!「さすがは決勝」といった熱戦が繰り広げられ、見事、優勝を勝ち取ったのは「チーム阿部慎之助」。実は、大会1週間前から毎日国際村に通い4時間も5時間も練習していたチームでした。やはり、努力は裏切らないのですね。会場全体を味方につけた「あっくんファミリー」でしたが、惜しくも準決勝で敗退となりました。最後は、決勝進出4チームみんなで記念撮影をし、終始笑顔の絶えない中、初の大会は幕を閉じました。

 大会以外の各コーナーも忘れてはいけません。ダーツマシン体験コーナーには、豪華ゲストとして、宮城出身のプロダーツプレーヤー・島津光紘選手が登場され、来場者との対戦など、プロの腕前を存分に披露していただきました。

 親子でストローダーツのワークショップに参加される方、狙いの景品が当たるまで何度もダーツチャレンジに参加する子どもたち(そして親御さんたち)、グッズ販売コーナーでは早速ダーツボードを購入していく方も!また、様々な器具を使った健康測定やドライビングシミュレーターによる運転脳年齢の測定が体験できる健康ブースでは、結果に一喜一憂する体験者の皆さんの姿が印象的でした。

 今回のイベントは、たくさんの方にダーツの魅力を知っていただくイベントになったと感じています。七ヶ浜町は今、「ダーツの町」としての一歩を踏み出したばかりですが、まずはダーツの楽しさを一人でも多くの方に伝えていき、いずれは「地区対抗ダーツ大会」が開催できるくらい、町をあげてダーツを盛り上げていきたいと思います。そして、ダーツを楽しんでいるうちに、七ヶ浜が「人の輪が広がり元気で笑顔の絶えない」、そんな場所になっていたらと、ひそかに期待を寄せています。

この記事を書いた人

長嶋監督

どうやってより多くの人にダーツを楽しんでもらえるか、オンもオフも、趣味として考えています。