【ダーツボード111台配布企画】横浜市・森の台小学校から届いたレポートを紹介します

 スポーツダーツプロジェクトでは、ダーツを使った社会貢献や、地域活性化の活動をこれからはじめたい! という方へダーツライブゼロボードを配布し支援する企画を実施しています。詳細はコチラ

 今回は、神奈川県横浜市にある森の台小学校から届いたレポートを紹介します。森の台小学校さんでは、2020年度より学校内でダーツクラブが発足。さらに、個別支援級の児童さんもダーツに触れられるよう、学校をあげてダーツを活用していただいています。

 さっそく、ダーツクラブ顧問の田崎誠先生より提出いただいたレポートを紹介します!


 今年度、森の台小学校では、後期から6回にわたってクラブ活動を行ってきました。現在メンバーは、6年生11名、5年生10名、4年生3名の計24名です。男女比は16:8です。本校では現在5面ダーツを設置することができるので、1つのボードに4~5名で活動しています。クラブの1週間前には、部長がグループ分けをします。クラブの主な目的は、異学年交流です。4・5・6年生がまんべんなく分かれるように指導しています。また、準備や片付けも自分たちでできるように6年生を指導し、子どもたちが主体的に活動するようにしてきました。

【第1回】目標を決める。投げてみる。

 1回目はクラブ活動の目標を決めました。今年度も目標は『ブルを目指してみんなで楽しくダーツをしよう』です。そこで、点数や勝敗にかかわらずブルに入ったらシールを貼るようにしてきました(インナーは青、アウターは赤)。成果が目に見えるので、ブルを狙う意欲付けになりました。また、広瀬晴香プロに来校していただき、良い投げ方を直接見ることで、ボールとは違う「ダーツを投げる」イメージをつけることができました。

【第2回・第3回】カウントアップ

 点数を競い合いながらも、同じグループの子に投げ方を教えたり、声をかけたりする様子がみられました。どんな点数になっても、ブルに入るとシールが貼れることは、負けている子にとっては最後まで頑張るモチベーションになっていました。

【第4回】301

 ぴったり0にすることが数名しかできなかったので、小学校のクラブ段階では01は早い気がしました。

【第5回】アンダーザハット

 前の人の点数を越えるという単純さは子どもたちにとって分かりやすく、楽しんで活動していました。1位を決めるまで待つと活動時間に差が出てしまうので、ゲームオーバーになった人が出た時点で、ライフが多い人が勝ちにしました。

【第6回】カウントアップ

 この半年でどれくらいできるようになったかを知りたいということで、カウントアップをしました。投げ方が劇的によくなった子もいました。

 6回のクラブ活動を通して、子どもたちは同じグループで競い合いながらも、誰かがブルに入れたり、狙い通りに投げられたりしたときなどは、惜しみなく自然に称えていました。いままで私が経験してきたクラブの中で、これほど「ナイス!」「凄い!」「いいね!」などという前向きな声がたくさん聞こえるクラブは初めてでした。ほとんどの子が初体験で、同じレベルで楽しめたからではないかと思います。とてもよい雰囲気で活動できていました。

 また、女の子3人の上達が目覚ましかったです。3人とも最初はボードに届くのもやっとの状態でしたが、6回目には狙ったところにリズムよく投げていました。3人の共通点は、これまでボールを投げる経験が多くなかったこと。普段から観察が上手なことです。野球をしていたり、毎日ドッチボールをしていたりする子は、どうしても振りかぶって投げるフォームになってしまいますが、3人は広瀬プロの投げ方をよく見ていて、自分の動きに落とし込むことができたのではないかと思います。

 クラブには個別支援級のお子さんもいます。一緒にプレイすることができるダーツは、お互いを知るよい機会になりました。支援級の子どもたちにとっては、ブルに入れられたこと、グループみんなが賞賛してくれたことで、自己肯定感が高まったのではないかと思います。また、一般級の子にとっては、一緒に計算をしたり、その子に合ったスローラインを設定したりと、みんなが優しく、「勝つこと」よりも「一緒に楽しむこと」を自然とおこなっていました。「思いやりの心」が育っていると感じました。

 今回の企画で提供いただいたゼロボードは、一般の高さのボードの横に車イスダーツの高さで設置しました。ここは運動が苦手な子を含むグループが使います。これまでは苦手な子が投げる度に踏み台をもってきていましたが、運動が苦手な子は高いところも苦手です。しかし、高さの低いボードを設置できたことで、怖がらずにダーツができ、スムーズに活動することができるようになりました。また、クラブで使わないときは個別支援に常設し活用しています。個別支援級では「ルールを守って」という学習でダーツを活用しています。個別支援級の子にとっては、室内で出来る手軽なスポーツであると同時に、「順番を守る」「3本投げる」「計算をする(たし算)」といったことを自然と学習するよい機会になっています。


 以上、森の台小学校ダーツクラブ顧問の田崎誠先生からいただいたレポートでした。

 ダーツクラブの発足、そこから児童の皆さんが意欲的に活動を始めて、前向きになった子、コミュニケーションが活発になった子、相手を思いやって声掛けをするようになった子、特技を見つけることができた子がいたという経過が大変よくわかるレポートでした。田崎先生、ありがとうございます!

 小学生の皆さんとダーツ、今までなかなか作り出せなかった環境を作り出せたことにより、良い効果が生まれてきているように感じました。当プロジェクトでは、今後も支援を続けていきたいと思います。 

「ダーツライブゼロボード111台配布企画」について

ダーツを使った社会貢献や、地域活性化の活動をこれからはじめたい!という方の支援企画も実施しています。詳細はコチラ。「ダーツライブゼロボード」111台配布企画へのご応募も、随時お待ちしております!

この記事を書いた人

へんしゅうちょう

編集長に任命され、ありがたく拝命したところ、名刺をよく見たら役職名が「いぶりがっこ編集長」でした。出身地はお察しください。米がうめぇ。