スポーツダーツプロジェクトでは、これまで7つの児童館にダーツマシンを設置してきました。
今年春、新たに品川区にある3つの児童館「東大井児童センター」「平塚児童センター」「八潮児童センター」にダーツが導入!
週に数回の「ティーンズタイム」にて、ダーツを楽しむことができます。
導入からしばらくたった3館をレポート!
児童館でダーツマシンはどのように使われているのでしょうか。児童館におけるダーツマシンの導入事例をご紹介します。
児童館とダーツ。始まりは子どもたちの声でした
実は、「ダーツマシンを置こう」という話が出たきっかけは、東大井児童センターに遊びにきていた中学生。
カラオケやゲームセンターでダーツに触れ、その楽しさにハマったそうです。仲間と一緒に身近な児童館でもダーツができたらいいなと職員さんに交渉、マシン設置までたどり着いたといいます。
そんな背景もありつつ、今回は平塚児童センターの館長さんにお話をお伺いしてきました。
ーダーツマシン導入の経緯を教えてください。
館長さん
「東大井児童センターの館長さんからマシンが入ると聞いて、試しにうちと八潮児童センターも合わせて3館同時に入れることになりました。同じ品川区の児童館ということで、普段から職員同士の繋がりはあったので、一緒に何かできればと思いました」
マシン設置から約4か月。中にはダーツにハマり、8月に開催された第2回スポーツダーツ競技大会2024に出場してくれた子どもたちもいました。
ーダーツの良さは何でしょうか?
館長さん
「ダーツの良さは、力が強い・弱いじゃなくて誰でも平等に楽しめるところです。子どもたちからもやりたい!という声が多く好評なんです。ダーツが設置されているティーンズルームは、もともとおしゃべりしたり音楽を聴いたりしながらゴロゴロできる場所でした。でもダーツが入ってからは、自分から体・頭を使って動いてくれるようになり、なにより学校・学年を越える交流が生まれたことも嬉しいポイントです」
楽しんでもらえているようでよかったです!
ティーンズタイムは常に誰かがダーツマシンの前にいるほどの人気。さらには、子どもたちだけでなく、職員さん、そして親御さんからも好評だそうです。
ー今後、こういうことをしたい!という展開はありますか?
館長さん
「子どもたちが楽しそうなのはもちろんなんですが、親御さんからも私も一緒にやりたい!という声をいただくんです。ダーツは年齢に限らず一緒に対等に遊べるので、子どもたちとその親、おじいさん・おばあさんと3世代で大会を開いてもおもしろそうですよね」
ダーツはどの年齢の方とも対等に遊ぶことのできる点が魅力です。いつか世代を超えた大会が見れたら嬉しいですね!
ダーツマシンだから出来ること! 各地にいながらもプチ大会で交流
ダーツマシンはその場で遊ぶことはもちろん、ネット回線を繋ぎ、オンライン対戦で遊ぶことも可能です。
品川区の3館では、このオンライン対戦の機能を使って練習試合を開催しました。
オンライン対戦は、子どもたちが学校から帰ってくる17時からスタート。
ダーツマシンに元々ついている機能を使うため、難しい大変な準備は必要ありません。簡単な操作一つで繋がることができるのです。
放課後ということもあり、各館の参加人数はバラバラ。しかしそんなことは問題ありません!
初心者も一緒に楽しみます。
今回は、ダーツマシンでの接続に加え、言葉でのコミュニケーションもできるようzoomを繋いで各館コミュニケーションが取れる形で実施しました。まだダーツをはじめて数か月ですが、真剣に本気でダーツに取り組んでくれています。
「ナイス!」「今の上手だった!」「めっちゃ惜しい~!!!」と大盛り上がりの各会場!
どこの対決も拮抗した試合が繰り広げられ、勝って負けての良い勝負となりました。
ダーツは交流のアシストアイテム
今回は、ダーツマシンのある品川区の3つの児童館にお邪魔してきました。
各市町村に存在する児童館ですが、児童館同士で一緒に何かをするのは意外と労力がかかります。ダーツマシンがあることで、各地にいながらも同じスポーツを楽しむことができるのです。
館長さん
「児童館にはたくさん地域の子どもたちが来てくれているのですが、立地や館の特性上、その場で遊びが完結しがちなんです。今回、他の館を繋いで一緒にイベントができたことで、隣の児童館の対戦相手に会いに行く子どももいました。世界が広がったようで嬉しいです」
ダーツマシンが児童館と児童館、そして人と人を繋ぐアイテムとなれることを改めて感じました。
今後も、ダーツマシンを使って地域のお手伝いができればと思います。
🌟ダーツマシンの導入については以下よりお問合せください。
https://sportsdarts.jp/contact/